次女は一味違います;

超格安のしゃぶしゃぶバイキングに行った時の話。モリモリ食べておきながら、例のようにダイエット話題になった私達親子。

私:でもギャル曽根さんなら、もっと食べられるんだよね?食べ放題とかって言っても、なかなか人間って食べられないものだよね?

長女:でもギャル曽根さん痩せてるよね?

次女:えッ?何キロくらい?

私:45キロくらいじゃないかな?

次女:じゃぁ~、“宝くじの人”なんか35キロくらい?

二人:“宝くじの人”? “宝くじの人”って誰?

次女:ほら、女の人が一杯踊ってる!

二人:・・・・・・・・・?

二人:もしかして、それって“宝塚の人”?

次女:あっ!そうそう!

他人から見ても相当変わり者の次女は、こんな感じで常に、面白い発言をしてきます。先日も学校から借りてきた本を見ながら…

次女:ママって、“古代エジプト”に行ったことある?

う~。大体エジプトにも行ったこともないけど。古代エジプトとなると…?長女と二人で頭をひねって説明しました。

2年程前、家族4人でLA旅行に行った時…、ディズニーランドでナイトショーを観ました。クライマックスには花火が高々と上げられる素晴らしい演出をバックに、山から山に渡されたワイヤーを使って、遥か上空を本物の(?)ティンカーベルがシャ~ッと、可憐に飛んでいきます。それを感激しながらみんなで観ていると、次女が一言!

次女:ティンカーベルって本当に小さいんだ~!!!

感動はそこかよ~!当時まだ5歳だった娘の夢を奪うわけにもいかず…家族は小さく爆笑したのでした。
また地下鉄に乗ろうと、LAの都心を歩いていると…

次女:ここにはピストルとか、バンバン撃つ人いないんだね?

全員:・・・・・・・・・?

いつも『24』やら『CSI』などの海外ドラマや結構過激な映画ばかり見せているからでしょうか?娘は外国に来て、怖い人が突然現れて、いつなん時、撃たれやしないかと、小さな頭で心配していたようでした。確かにほんの近くの通りでは『24』の撮影した!ってガイドさん言ってたけどさ…(汗);

3日程LAで過ごし、その後ラスベガスに向かった私達。ラスベガスのストリップ(通り)の両脇には5,000人もの旅行客を収容するビッグなホテル群が乱立しています。なので、ラスベガスは、距離感がつかめず、歩けど、歩けど、目的地に到着しないという経験をお持ちの方も少なくないと思います。散々、LAでディズニーランドだ!ユニバーサルスタジオだ!などと…クタクタになるまで遊び回った挙句、到着したのが巨大なホテルの町!夜になり、折角なので、宿泊していたモンテカルロHから、ベラッジオHの噴水ショーやら、ミラージュHの火山噴火を観て、またシーザースパレスH内のフォーラムショップを通過し、“ほんのそこ”に見えるトレジャー・アイランドHの海賊船のショーを観よう!と歩きました。私達が到着した頃には、会場は黒山の人だかり…。仕方なく道路の反対側に渡り、ショーが始まるのを待っていると…。

次女:アメリカにゆっくりしに行くって言ったじゃん!休憩しに来たんじゃないの?歩いてバッカリじゃん…(泣)

う~ん(汗);すこぶるゴモットモな5歳児の発言に一同うなだれる…。小さい頃から大人や年の離れた姉などに囲まれて成長した次女は、奇想天外な発想力と大人も顔負けな洞察力で、時々こうして周囲を仰天させます。そんな娘も8歳に!まだまだ子どもですが、ちょっと大人になったら怖いかも?…と今から心配な家族なのでした。nokoyokoi