そこで…
Facebookに投稿してあったので…
シェアしておきますね。
30歳本当におめでとう❤️
私は母親になって30歳です❤️
生きててくれてありがとう❤️
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3月31日、㊗️わたし30周年!
30歳なんていったらきっとそこそこ大きな人生の成果を残しているに違いない、と思って疑ってもいなかったけれど、いざその年齢に到達してみれば足掻いてばっかり、なんなら足掻くこともできず目の前のどうにもならないものごとにじりじり焦って時間を浪費するばっかり、人生ってまじしょうもねー。だけど、そのしょうもねー人生を自分なりにそのまま認めて、なきゃないなりに一から始められるようになったのは成長かな、と思う三十路の夜でした。
大学三年生の頃から夜寝て朝起きることが特に難しくなって、四年のときには息も絶え絶え、3万字の卒論を10日でやっつけ(誠に不本意なクオリティ)、なんとか院試をクリアするも、大学院に入学したらどうにも体が動かなくなり、数か月で休学。うつ状態と診断されて、そのまま1年半休学したすえ、退学。その後学生じゃなくなったのだからと急いで就活して就職した会社の仕事がまったく合わなくて一年で退社、その流れで双極性障害と診断されて、2年くらい傷病手当もらったり恋人にごはんたべさせてもらいながらにっちもさっちもいかない日々を過ごす。その後ちょっと体力がついてきてバイトをしたり書き物の仕事を細々としたりしながら、校正のスクールに半年通って、なんとか校正の仕事で生活まわせるようになってきたのが去年。昨年末には願ってもないまさに憧れの出版社の登録校正者になるとこまでいった。
なにがって、苦しかった〜、20代。
「長くて暗いトンネルを抜けてすぐの眩しさに似ているよ しばらくはまだ真白い世界なのさ」(坂本真綾「ストロボの空」より)って感じでまだちょっとふらふらくらくらしながら、でも5年前の私が今の私を見たらきっと「夢みたいだ」って思うよ。あともっとすごいのが、「まだもっとやれる」って思うんだよ。聞いてるか、5年前の自分よ!岩波書店から校正の仕事もらいながら、音楽活動も軌道に乗せられるかもってまじで思うんだよ。安心して這い上がってこい!
喜ばしい誕生日当日は、同居人と伊豆旅行!というわけで本日の #女二人生活日記 は伊豆編。愛する友人たちからもらった柄パンツ(鳥獣戯画の柄。まじいかす)を履いて、咲き始めの桜を見た。空は高く、抜けるように青く、ドライブは楽しく、宿のごはんはおいしく、同居人が愛しい。極めつけに贔屓のプロ野球選手が開幕初ホームランを打ったりもし、30代の幸先よすぎ!生きてりゃいいことあるな!
みなさま、30代の夢井もどうぞよろしくお願いします。