あら、しまった

気がつけば、もう数日もブログをアップするのを忘れておりました。
昨日(厳密には一昨日ですね)、無事に父は退院しました。
カテーテルの専門医によると、まだ心臓の組織の全部は死んでいないので、コレステロールで詰まりかけている、心臓の大切な血管を、カテーテルで削り取る手術をしたい、とのお話だったのですが……
ここ2週間程で、急激に認知が進行しまして、退院する数日前、自分の歳や年月日まで忘れてしまっているばかりか、先生が話す自分の病状も全く手を振るだけで理解出来ないので、このままでは部分麻酔の手術は危険で受けられないので、一度退院して、一時的な認知なら、戻るかも?との期待を込めて、退院する事になりました。
病院はトコトン満床のようで、こんな呆けたおじいちゃんにゆっくり構ってる時間はないのでしょう。
検査の前はまだお酒が飲みたいとも言ってたし、カテーテル検査が終わった後はあんなに家に帰りたがっていたのに、今回、退院が決まって、家に帰るよ!と言っても、全く理解が出来ない様子。
オシッコするトイレとウンチをするトイレがおんなじ事が既に把握出来ない状態で、退院当日、着替えを持参して、着替えて!と言っても、全く、着替える様子もなく、結局、手伝ってやっと着替えが出来た状態でした。
しかも革靴も自分で履けないし。
本人はどこに行くんだ?

何をするんだ?

という目でこちらを見るだけで、本当に退院が理解出来ない様子。
それでも何とか車に乗せて、車が家に到着すると、やっと、『あっ!』と声を出して、ニッコリ笑ってくれました。
家に帰ってきた事が、やっと理解出来たようです。
毎日、私が看られるわけではないので、大半は母が父の面倒を看ています。
前回はあっという間に、ほとんど入院前までの状態まで戻ったのに、今回は全く様子が違います。
前はいそいそと門だって閉められたし、そとの猫たちにもエサをあげられたし、お風呂だって自分で沸かしに行ったし、お酒だってサッサと飲んでいたし、車だって運転してたのに。
もう着替えもトイレもお風呂も食事も何もかも1人で出来なくなってしまいました。
そして、昨日、起こったトイレ事件😅

オムツに出てしまったウンチを手で触った上に、気持ちが悪いお尻に勝手にシッカロールをパンパンして、パフをウンチまみれにした上に、頼んでいないのに、ベランダの洗濯物を、そのウンチまみれの手で取り込んでくれたようで、母は大パニック〜〜😅
必死で洗おうとする母の手を払いのけて、罵倒し、反抗する父には、もう手の施しようもありません。
多くの介護関係者のお友達からは、いろんなアドバイスを頂いているのですが、病気がちな母にこれ以上負担をかける事はできないので、週明けから、父の受け入れ先を探せたらと思っています。
全ての事を忘れてしまったのに、母だけには上から目線で罵倒する父が理解出来ません。
ずっとそうしてきたから何でしょうね。

困ったものです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください