おこし餅

おこしもちで朝食〜❤

おこし餅(おこしもん)は、熱湯で練った米粉を木型に入れて成型して、蒸し上げるもの。型からおこすので、おこし餅。

桃の節句には欠かせない尾張や三河地区の伝統的な和菓子です。

木型は縁起が良いとされる鯛やのし、扇やオカメさん、梅の花など…。代々この地区では、そんな木型が家々で伝承されて、この季節になると、親戚総出でこしらえてお供えしていました。

現代は親戚の集まりも希薄で、核家族で子ども達もなかなか集まれないご家庭も増えているので、この時期、スーパーマーケットでは4〜5個一袋でパウチされたおこし餅が店頭に並びます。

型は今買おうとしても、一型5000円程をしてしまうので、購入するには勇気が要ります💦

そんな時に役に立つのが、プラスチック製の抜き型。この写真の右下は、もしかしてキティちゃんかも⁉(笑)

お団子同様、これ自体には味がないので、みたらし団子やお餅のように、こんがり焼いて、お醤油や砂糖醤油を付けて食べます。
(生地にお砂糖を混ぜるご家庭もあります)

なかなか手間がかかるので、我が家でもずっと最近作った記憶がありません。
頂きモノがやって来ましたので、美味しく頂きましたぁ〜〜❤