こんな優れ物

こんな優れ物
こんな優れ物
昨夜は19:30から伊勢にて、ついに踊り子さんも加えた合同練習に参加してきました。
昨夜まで行われていた名阪の集中工事に備えて、迂回路をプリントアウトし、その上で16:00には出発した私。 しかしそんな心配もよそに、合同練習の1時間前には到着できて、まずはホッ…としました。
さて、広い練習場に入ると、正木豊鶴先生がまず、ゴソゴソと出してきたのが、コレ!(写真)
20数年振りにレコードのプレーヤーを見ました。
何でこんな物を先生が持ち出したかと言うと…実はコレはポータブルのPA(音響機材)なんです(>_<)
よく話を聞くと…先生の亡くなられたお母さんが購入した物らしく、少なく見積もっても25年以上は経過していると思われます。
しかもこの機材、ただのPA(音響機材)ではなく、ご覧のようにレコードプレーヤーやカセットデッキが付いているだけでなく、フタの部分が実はスピーカーで、金具を外して、更に内蔵されている長いシールドを右側の本体に差し込めば、セパレートのスピーカーから音が拡声されるというもの。
いやいやこれで驚いてはいけません。
実はこれにはマイクが2本付いていて(キャノン×ミニピン)、シールドを本体に差し込めば、プレーヤーやカセットの音源を流しながら、歌まで歌えるんです。
残念ながらエフェクター(効果)は付いてはいませんでしたが、声を拡声するには十分機能していました。
それにしても、一体コレは当時、どれくらいの値段で購入されたのでしょう。
こんな機材が、しかもポータブルで、家庭用に普及していたとは驚きです。
そしてなんとボディには『ビクター』のロゴプレートが輝いていました。
今回はマイクの拡声の為だけに使用したわけですが…一体どんな方が使用していたのか? カラオケが定着する前、スナックなどで、活躍したとか? なんだか気になる大発見ですよね。
さて、それにしても正調伊勢音頭は本当に難しいです。 多分、毎日声が枯れるまで、何十回も練習しました。
今回こそ完璧だと思ったんですが、5〜6人の三味線や鉦(カネ)、和太鼓をバックに歌うと、どうしてもテンパってしまう。
踊りの先生からは『もう少しやね』と三重弁で言われてしまいました(笑)
ハァ…(;_;) 来週ついに最終練習ですから、『もう少し』頑張らなくては。
☆⌒(>。≪)nokoyokoi
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