出会いは大切に④

まもなく軽音楽部も引退の季節が近づいた頃、①でもお話したように、とあるお店で歌うというお話しが舞い込みました。しかし結局そのお店では本格的に歌う機会は訪れませんでした。その代わり、私にとって一生のお仕事になる「CMの歌」との出会いが待っていました。それから卒業までの1年弱で14,5曲のCMを歌いました。また当時アルバイトをしていた広告制作会社では、数多くのCM制作現場にも立会い、イベントの運営にも携わりました。そして気が付いた時には、就職希望の友達はほぼ就職が内定…[E:sweat01]「みんなOLになるんだ~いいな~!」と内心羨ましかったものの、全く就職活動もせず、懲りずにアルバイトに勤しんでいた私。そんな私に、またもや運命の電話がかかったのは…卒業式を来月に控えた2月のことでした[E:coldsweats01]「追加募集のある企業があるから就職試験を受けませんか?」バブルが弾ける数年前!企業は人材の確保に奔走していたのでしょう。でも何故?大学の学生課から私にだけ電話がかかってきたのか?…未だに友人全員の謎!です(笑);…成績が良かった?イヤ~っ!それは決してありませんけど…[E:coldsweats01]突然降ってわいたOLへの道[E:shine]しかし、当時「証券屋=株屋」ということも知らなかった世間知らずの私が、証券屋に就職し、他5名の女子に混じり、3月終わりには100人程の男性新入社員さんと共に、10日間河口湖畔の研修場に送り込まれ、証券を取扱う為の資格試験を取得する講座を受けることになろうとは、その時は夢にも思いませんでした[E:sweat02]しかも証券屋さんは朝が早い!7:30に出勤!22:00まで残業。それから歌の仕事に行き、夜中の2時まで歌い、寝ると6:00には起床し、また職場に向かうという…2足のワラジを履く生活がそれから2年半続きました。nokoyokoi